新日本石油(東京)と青森県、八戸市は20日、同市の八戸港河原木地区の埋め立て地「ポートアイランド」に同社が計画する液化天然ガス(LNG)の輸入・供給基地建設に関する立地協定を締結した。 八戸市のホテルで開かれた調印式には、新日石の西尾進路社長と三村申吾青森県知事、小林真八戸市長が出席。西尾社長は「東北で最大級のLNG基地として、安定的かつ効率的に供給していきたい」と話した。 新日石がLNG輸入基地を建設するのは岡山県倉敷市の水島コンビナートに次いで全国2カ所目。2010年度中に着工し、15年4月に運転を開始する。 建設する輸入基地は敷地面積11万4000平方メートルで、容量14万キロリットルのタンク2基を備える。事業費は約500億円。オーストラリアなどからLNGタンカーが入港し、年間の供給能力は60万トンを見込む。青森、岩手、秋田の北東北3県を中心に供給する。 2010年01月21日
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