あなたの職場にも何人かいるかもしれない「働かないおじさん」。仕事のふりしてパソコンのゲームで遊んでいる、気づけば喫煙所などで雑談ばかり……というイメージ通りのおじさんは、実は少数派だという。ならば、なぜ「働かないおじさん」が生まれるのか。ミドルシニア活性化コンサルタントで『「働かないおじさん問題」のトリセツ』の著書がある難波猛氏が、「働かないおじさん」の実態と、真の問題点を指摘する。 文字通りの「働かないおじさん」は今やレア? あなたは「働かないおじさん」というと、どのような人物像を思い描くでしょうか? ●「バレないようにパソコンのゲームで一日中遊んでいる」 ●「喫煙所でタバコを吸いながら雑談ばかりして、席にはほとんどいない」 ●「朝から晩まで新聞や雑誌を隅から隅まで読んで過ごしている」 ●「腕組みをして聴いたふりをしながら、会議で居眠りしている」 ●「PCやOA機器が使えず、若い人に操作