どうしてもロックバンドの中心はメロディを持つヴォーカルや、目立ちやすいギターを聴いてしまう。それ以外だと全体のアンサンブルであったり、音色であったり、歌詞であったりと音楽には聴きどころがある。どうしてもその中でベースは影を潜めやすい。他の楽器よりも前に出ずらい音域と音色で、あまり前に出過ぎるのもバランスが悪くなりやすい。そういう意味でLUNA SEAのJのベースはバランスが良くて、カッコイイ。ベースとして良い仕事をしているのだ。 だからベースが目立ってはいけないわけではない。むしろ、アレンジとして効果的に働くのなら前に出るのだって問題はない。それもロックなら、思い浮かぶ曲がいくつもあるので、そんな曲とベーシストを紹介したい。 「Addicted To That Rush」 Billy Sheehan(Mr.Big) いきなりこの人のこの曲はどうかと思ったが、インパクト重視で Billy S