ドラマーと研究者が“ミュージシャンズ・ジストニア”について語り合う! [Alexandros]を勇退した庄村聡泰を筆頭に、ここ数年症状を公表するドラマーが増えている“ミュージシャンズ・ジストニア”。現在演奏活動を休止しているRADWIMPSのドラマー、山口智史もその症状を抱える1人で、現在彼は脳科学/身体科学の視点からドラムを研究する慶應義塾大学 環境情報学部 准教授、藤井進也先生と共に、その研究を行っている。ミュージシャンズ・ジストニアの原因究明に向け、ドラマーへのアンケートを実施することになったこのタイミングで、この“ミュージシャンズ・ジストニア”について語り合う特別対談を行った(アンケートは22年6月末をもって終了いたしました)。 自分の音楽人生を奪われてしまうような ものすごい絶望感がありました(山口) ●まずは山口さんと藤井先生の出会いから教えていただけますか? 山口 2020年