ブックマーク / lessor.hatenablog.com (3)

  • 「障害者」のリアリティをもって抗いたい - 泣きやむまで 泣くといい

    相模原の入所施設で凄惨な事件が起きた。障害者支援をしてきた者(かつ事業所の経営者)として、考えさせられることが多すぎて、2日のあいだ(職場の中でさえも)コメントできずにいた。 今回、亡くなられた方たちは性別と年齢のみが報じられている。このことについて、朝日新聞のヨーロッパ特派員によるツイートが強く批判されているのを見て、自分たちにとっての課題を少し記しておきたい、と思った*1。 神奈川県警「現場が障害者の入所する施設で、氏名の非公表を求める遺族からの強い要望があった」→匿名発表だと、被害者の人となりや人生を関係者に取材して事件の重さを伝えようという記者の試みが難しくなります。 https://twitter.com/shiho_watanabe/status/758178708859527168 これまで犯罪被害者の遺族に対する執拗な取材が、悲しみに暮れる人々に追い討ちをかけたり、誰のため

    「障害者」のリアリティをもって抗いたい - 泣きやむまで 泣くといい
  • 「自分の頭で考えよう」をもう少し考えよう - 泣きやむまで 泣くといい

    少し話題になっている例の「自分の頭で考えられない」東大生の記事について。 東京大学には入ったけれど・・・ああ無常人生の失敗を始める頭の“良すぎる”学生たち http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/35548 大学で非常勤講師として少しだけ勤めた経験があり、今も学生ボランティアと多く関わる者として筆者の苛立ちは理解できる。 でも、まずは大学に入るまでの間に「問題」と「解答」によってふるいにかけられ続けてきた学生たちは「自分の頭で考えなければいけない問い」にどこで向き合うチャンスがあったのか、を考えたほうがよいと思う。 学期ごとに、ときには連日のように繰り返される「一問一答」の試験にさらされながら、いったいいつ「自ら疑問を持ち、自ら考え、自ら調べて自ら結論を出す」機会があるのか。友人関係? 家族関係? 恋愛? 部活動? どれにしたって高等教育に至るまでの学業の

    「自分の頭で考えよう」をもう少し考えよう - 泣きやむまで 泣くといい
  • 寄付をすることであなたも伊達直人になれる? - 泣きやむまで 泣くといい

    群馬の児童相談所前に大量のランドセルが積まれていたのは、昨年のクリスマスの朝であった。差出人は伊達直人。 2件目は年明けだった。1月5日。今度は神奈川の児童相談所前にランドセルが置かれた。いっしょに残されていたという手紙にはじめて「タイガーマスク運動」という言葉が登場する。 お正月をはさみ、多くの人は昨年のクリスマスにあった出来事なんて忘れかけていただろう。この2件目の「タイガーマスク」が決定的にこの後の流れを作ったと言える。最初の「フォロワー」の重要性。 3〜5件目は1月7日である。多様化がはじまる。 長野では児童相談所宛てではあるが、ランドセルは宅配便で届けられた。送り主は手紙で「遅れてきたサンタクロース」と名乗った。「私にも小学1年生になる子供がいます。同じ気持ちで楽しい入学式を迎えましょう」「世の中に私と同じ志の方がいらして共感します」などとも書かれていたそうである。 静岡では児童

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