毎年1月に浅草公会堂で開催され、若手歌舞伎俳優の登竜門とも言われる『新春浅草歌舞伎』。2021年12月24日(金)より「歌舞伎オンデマンド」にて、2016年~2019年までの4年分より、選りすぐりの6演目を12配信することが決定した。 『新春浅草歌舞伎』は、若手歌舞伎俳優が古典の名作から新作まで様々な演目に挑戦し、40年以上親しまれてきたが、2021年1月はコロナ禍により公演中止、さらに2022年1月の開催も中止が発表され、SNSでは『新春浅草歌舞伎』の開催を熱望する声が多数寄せられた。今回、2年ぶりにお正月の『新春浅草歌舞伎』が配信で楽しめる。 ラインナップは、躍動感たっぷりの古典の名作『義経千本桜川連法眼館の場』、歌舞伎ならではの色彩美あふれる歌舞伎十八番より『毛抜』、両手を縛られた次郎冠者と太郎冠者の軽快な足さばきが見どころの『棒しばり』、家族の義理と情愛が涙を誘う『双蝶々曲輪日記引