ブックマーク / tomomachi.hatenadiary.org (5)

  • 上杉隆氏への公開質問状 - ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記

    日深夜の上杉隆氏とのニコ生です。 http://www.nicovideo.jp/watch/1331900374 今回、上杉隆氏に対して行う質問は「重箱の角をつつくような」「些細なこと」ばかりかもしれません。 「彼は巨悪と戦っているのだから、そんな些細な疑惑で足をひっぱるな」と思っている方も多いでしょう。 ただ、ここで些細な疑惑によって、明らかにしようとしているのは、彼の資質の問題です。 彼は『新聞・テレビはなぜ平気で「ウソ」をつくのか』という著書も出しています。 彼自身、↓このビデオで以下のように言っています。 http://t.co/1tkXKRsn 上杉隆:アメリカの、海外の新聞は何度間違えてもいいんです。ただ、 >一回嘘ついたら終わりなんです。嘘は一発で終わり。(中略)アメリカ中のメディアに対してブラックリストに載っちゃうからもう就職できないんです。で、あと、信用を失うから 今

    上杉隆氏への公開質問状 - ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記
  • 追悼レナード・コーエン「ザ・フューチャー」訳詞 - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

    ドナルド・トランプ当選の翌日、歌手レナード・コーエンが亡くなった。 『ナチュラル・ボーン・キラーズ』のエンディングに流れる彼の「ザ・フューチャー」の歌詞はトランプ当選の夜を予言する黙示録のようだ。 あの砕かれた夜を返せ 私の鏡に映った部屋を 私の秘密の生活を ここは孤独だ 拷問する者すら残っていない 生きとし生ける魂の 完全なコントロールをくれ そして私に添い寝してくれ 愛する人よ これは命令だ! 私にクラック・コカインとアナル・セックスをくれ 一だけ残った木を取って お前の文化の穴に それを突っ込んでくれ ベルリンの壁を返せ スターリンと聖パウロを返せ 私はずっと未来を見てきたんだ 同胞よ 未来は殺人だ 地すべりしていく あらゆる方向にすべっていく 何もできない もはや何も判断できない ブリザードだ 世界のブリザードは すでにその域を越えて 魂の秩序をひっくり返してしまった 悔い改めよ

    追悼レナード・コーエン「ザ・フューチャー」訳詞 - 映画評論家町山智浩アメリカ日記
    h1romi
    h1romi 2016/11/13
  • ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記 - 「千と千尋」はなぜ「湯女」なのか

    人は証拠や論理よりも、自分の信じたいことだけ信じる、という話の別例。 宮崎駿の『千と千尋の神隠し』に関しては柳下毅一郎の対談映画欠席裁判』その他で書いてきたとおり、娼館を舞台にした物語である。 しかし、そう指摘されると怒る人が多いんだ、これがまた。 主人公は「湯女」として働かされるのだが、国語辞典でも百科事典でも何でもいい。「湯女」という言葉を引いて欲しい。 たとえば『日大百科全書』にはこうある。 「温泉場や風呂屋にいて浴客の世話をした女性のこと。一部は私娼(ししよう)化して売春した」 『大辞林』にはこうある。 「江戸時代、市中の湯屋にいた遊女」、 『岩波古語辞典』だと「風呂屋に奉公し、客の身体を洗い、また色を売った女」。 「そういう見方もある」だの「そういう解釈もある」だのというレベルではなく、「湯女」とは「娼婦」を意味する名詞なのだ。 ただし、昔から風俗においては初潮前の少女は見

    ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記 - 「千と千尋」はなぜ「湯女」なのか
  • 震災直後に台湾の人が作ったリンキンパークのビデオ - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

    こないだ、こんなビデオを見つけた。 震災から間もない3月22日に、台湾の人が、リンキン・パークの歌「イリディセント」に合わせて作ったビデオ。 「イリディセント」はリンキン・パークが2010年に出したアルバム「サウザンド・サンズ」からのシングル・カット。 「トランスフォーマー3」のエンディング・テーマとして使われた。 「サウザンド・サンズ」は核戦争をテーマにしたコンセプト・アルバム。 メンバーのマイク・シノダが日系三世であり、広島、長崎で既に核を使った戦争が行われた事実を踏まえている。 この「イリディセント」は、核爆弾で焼き尽くされた焦土に立つ人々を歌っている。 だが、このシングルカット直前、3月11日に東日を大震災が襲った。 すぐにマイク・シノダは日のために様々なチャリティを行った。 この歌は不幸にも震災と原発事故を連想せずにいられない歌になってしまった。 歌詞でリフレインされるLet

    震災直後に台湾の人が作ったリンキンパークのビデオ - 映画評論家町山智浩アメリカ日記
  • 町山智浩が選んだ2011年映画ベスト10です - 映画評論家町山智浩アメリカ日記

    オイラは映画に点数つけるのは大嫌いなので、この順位はあんまり気にしないでください。 あと、アメリカでは2010年に公開されて、日では2011年公開の映画は、2010年のベストテンのほうに入ってます。 それに、この後も「デンジャラス・メソッド」とかいろいろ観るので、これは12月17日までに観た映画で好きな順に10並べただけです。 それに、当たり前ですが、出来の善し悪しは関係なく、あくまで個人的好みで決めてます。だから、たとえば『未知との遭遇』や『ET』に何の思い入れもない人は『宇宙人ポール』に泣けないわけで…。 コメディに偏ってるのも、あくまで好みです。 第1位 「宇宙人ポール」(12月日公開) スピルバーグの映画で育ち、アメリカ映画に憧れ、オッサンになってからアメリカに渡って、映画とは違う当のアメリカにびっくりする、という主人公たちは、オイラ自身です! ベストワン以外に考えられませ

    町山智浩が選んだ2011年映画ベスト10です - 映画評論家町山智浩アメリカ日記
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