中国で新型のコロナウイルスによるとみられる肺炎への感染が広がっている問題で、台湾の保健当局は21日、1人の感染が確認されたと発表しました。台湾で患者が確認されたのは今回が初めてです。 女性は仕事のため去年12月から武漢に滞在していて、今月11日から発熱やのどの痛みの症状があったということです。 保健当局は先月末から、武漢から直行便が台湾に到着するのに合わせて機内に職員を派遣し症状がある乗客は申し出るよう求める措置をとっていて、女性は20日夜、到着時の機内で症状を訴えたということです。 感染が確認されたことを受けて、女性は現在病院で治療を受けているということです。 女性は教育関係の仕事に従事していて、今回肺炎患者が相次いでいる武漢の海鮮市場には立ち寄っておらず、鳥などの野生動物にも接触していないと話しているということで、台湾当局ではヒトからヒトに感染したケースにあたる可能性が高いという見解を
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