アメリカのトランプ大統領は、ホワイトハウスで安全保障政策を担当する保守強硬派のボルトン大統領補佐官の解任を明らかにしました。トランプ大統領は、ボルトン補佐官と意見の違いがあったとしていて、アメリカの今後の安全保障政策に影響を与えるものとみられます。 そのうえで、「わたしは彼の提案の多くについて強く反対だった」として、ボルトン氏との意見の違いがあり、解任を決めたとしています。後任については来週、明らかにするとしています。 一方、ボルトン補佐官は、自身のツイッターに「昨夜、トランプ大統領に辞任を申し出たところ、『それについてはあす話そう』と言われた」と書き込み、辞任はみずからの意思だったとしています。 ボルトン氏は、保守強硬派として知られ、2001年から2005年まで当時のブッシュ政権で軍縮担当の国務次官を務め、アメリカと対立する国には武力行使も辞さない姿勢を示しました。 去年、マクマスター前