アメリカのトランプ大統領は22日、ホワイトハウスで安全保障政策を担当するマクマスター大統領補佐官を交代させ、後任にボルトン元国連大使を起用するとツイッターで明らかにしました。ボルトン氏は、北朝鮮に対し厳しい姿勢を示す保守系の強硬派として知られています。 ことし5月までに北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長と首脳会談を行うことに応じる一方で、非核化に向け北朝鮮への圧力をさらに強める構えを示しています。 交代が決まったマクマスター氏は大統領との関係の悪化が伝えられていました。安全保障担当の大統領補佐官が交代するのはこれで2回目で、政権発足からおよそ1年2か月の間の相次ぐ交代は異例です。