日本にある中国大使館は、日本国内で新型コロナウイルスの感染者が相次いで見つかっていることを受けて、中国の公益基金会などを通して、20日までにウイルスの検査キットを国立感染症研究所に提供したことを明らかにしました。
日本政府の新型コロナウイルス対応は、なぜ間違ったのか。ロンドン在住ジャーナリストの木村正人氏は「日本政府の対応は海外メディアから厳しく非難されている。科学者が先頭に立ち、官僚が支えるシステムを大至急、整えるべきだ」という——。 感染拡大を防げなかった日本政府のお粗末 こんなことが許されるのだろうか。森友学園、加計学園、「桜を見る会」問題で繰り返されてきた安倍政権の隠蔽いんぺい体質がクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で新型コロナウイルスの感染を拡大させてしまったようだ。 世界の感染症を分析している英インペリアル・カレッジ・ロンドンMRCセンターによると、新型コロナウイルスは患者1人から2.6人に感染、致死率の推定値は約1%とみられている。感染対策を施さなければ罹患率は60~80%に達する恐れがある。 英国船籍のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」(乗員乗客3711人)について安倍政権は
岩田健太郎さんのYouTube動画「ダイヤモンド・プリンセスはCOVID-19製造機。なぜ船に入って一日で追い出されたのか。」(https://www.youtube.com/watch?v=W3X3RSmf7ds)の書き起こしです。「ダイヤモンドプリンセス」を「プリンセスダイヤモンド」と言い間違えたりするなど、単純なミスは修正しています。間違いなどがあれば、ご指摘ください。 ダイヤモンド・プリンセスはCOVID-19製造機。なぜ船に入って一日で追い出されたのか。 https://t.co/g2d1C5HSuI @YouTubeさんから ダイヤモンド・プリンセスに入りましたが、何者かによって1日で追い出されました。感染対策は飛散な状態で、アフリカのそれより悪く、感— 岩田健太郎 (@georgebest1969) February 18, 2020 ――――――――――――――――――――
厚生労働省は、新型コロナウイルスの検査の対象を拡大したことを受け、民間の企業や大学などで検査をできる人数を増やし、18日からは一日最大でおよそ3800人の検査を行うことになりました。 このため厚生労働省はウイルス検査の対象を拡大し、渡航歴などがなくても感染が疑われる場合は検査を行うよう、17日、全国の自治体に通知しました。 これを受けて、自治体から検査の委託を受ける研究機関や検疫所、民間の企業や大学で、検査をできる人数を増やす方針です。 厚生労働省によりますと、5つの企業で900人、2つの大学で150人のウイルス検査が新たに可能となり、18日からは一日最大でおよそ3800人の検査を行うことができる見通しです。 さらに、検査機器がある医療機関などからウイルス検査を実施したいという要請があれば、試薬を配るなどして検査ができるようにします。 厚生労働省は、検査体制を拡充することで感染した高齢者や
中国政府は、新型コロナウイルスに感染し、その後、回復した患者の血しょうを採取してつくった血液製剤を複数の患者に投与したところ、明らかな回復傾向が見られたと発表しました。 その結果、12時間から24時間の間に、炎症の軽減、血液中の酸素濃度の改善、体内のウイルスの減少など、明らかな回復傾向が見られたということです。 そのうえで専門家の話として、2003年に新型肺炎「SARS」が流行した際も回復した患者の血しょうを重症患者に輸血したところ症状が改善したケースがあったとして、「ワクチンや特効薬が存在しない中、治療するうえで最も効果的な手段であり、重症患者の致死率を大幅に引き下げられる」としています。 これを受けてこの製薬会社や武漢血液センターなどは、新型コロナウイルスに感染し、その後、回復した患者に対して血しょうを提供するよう呼びかけています。
昨日、風邪の人は自宅で安静に、という話をしました。その根拠も示しました。 このことは、COVIDの数を全数把握する意味はない、ということを意味しています。風邪の数を数えても得るものは小さいからです。もちろん、数の推計は技術的に可能かもしれませんし、風邪の経済的損失も無視できませんが、さしあたりその問題は相対的には大きくない。 さて、すべての感染対策は「うまくいった」「いかなかった」の基準が必要です。日本のCOVID対策は、中国以外で世界で最初に地域内クラスターを多発させ、(おそらくは)クルーズ船内での二次感染を許容しました。現段階では「当初の予定通り」とはとても言えません。本来ならば、世界各国に歩調を合わせて二次感染の発生を追跡可能な範囲に止め、クルーズ内2次感染は許容してはならなかったからです。 昨日も書きましたが、感染対策はうまくいったりいかなかったりします。100%完璧にやる、という
おはようございます。走ってきました。週5回は朝走るのですが、このときreflectionをします。昨日見たもの、書いたもの、語り合ったこと。Reflectionの時間は非常に大事でただただ実務だけやってるとすぐにアイデアが枯渇します。あと、休養、運動、栄養、そして笑いはとても大事です。 さて、本日お伝えしたいことは結論だけ言えば以下のことです。多くの専門家も同じようなことを言っていますから特にオリジナリティはありません。 1.風邪をひいたり体調を崩したら家で休む。社会もそれを許容する。 2.しんどくなったらマスクを付けて速やかに病院を受診する。しんどくなければ必須ではない。しんどさの基準は個人差があるので個々の判断で。 3.自宅に家族がいれば、病気の人はマスクを付けて、神経質に何かに触るたびに手指消毒をする。何度でも。 4.仕事や学業を効率化する。人が集まらねばならない会議は最小化してメー
新型コロナウイルスの感染が国内でも相次いでいます。感染しているかどうか確認する検査は現在、原則として37度5分以上の発熱があり、呼吸器症状があって中国 湖北省と浙江省に渡航歴があったり、渡航歴のある人と接触したりした場合に行われています。 ウイルスへの感染が確認されたケースでも、渡航歴や渡航歴のある人と接触がないなど、検査を行う対象にあたらないことから、検査がなかなか行われず、確定までに時間がかかるケースが相次いでいます。 今月13日に感染が確認された千葉県の20代の男性の場合、最初に発熱の症状が出た翌日の今月3日に診療所を受診しました。 その後、熱が下がらず、別の診療所と病院を受診したあと、10日になって肺炎と診断されて入院しましたが、ここまで新型コロナウイルスに感染しているか調べる検査は行われませんでした。 検査が行われたのは13日になってからで、その日に感染が確認されましたが、発熱の
「死亡者の数を最小限にする。これが、オールジャパンで取り組む最大の目標だ」――独立行政法人地域医療機能推進機構理事長で、世界保険機関(WHO)の元西太平洋事務局長の尾身茂氏が2月13日、日本記者クラブで記者会見し、新型コロナウイルス対策は水際作戦を強化するより、すでに感染早期にあるとの認識で、対応するよう提言を行った。 新型インフルでは日本はダントツに死亡率が低かった 尾身氏は冒頭、2009年の新型インフルエンザについてのデータを示し、「対応にはいろいろ批判もあったが、実は日本は世界でもダントツに死亡率が低かった」と述べた。自治体が早期に広範囲な学校閉鎖を行うなどして、初期の流行を一旦封じ込めたことが奏功した、と説明した。 人口10万人当たり。尾身氏の会見資料(2009年11月6日現在のデータ)より作成国内感染早期である、との認識が必要 そのうえで、今回の新型コロナウイルスについて、日本で
2020年02月12日 Topics 新型コロナウイルスに我々はどう対峙したらいいのか(No.2) 新たな段階に入っている新型コロナウイルスと人類の戦い 医学系研究科 微生物学分野 押谷 仁 教授 日本ではこの1週間新型コロナウイルスの話題はクルーズ船の話でもちきりだった印象がある。ウイルスは「見えない」存在である。今回のコロナウイルスも直径100-200ナノメートルという小さな粒子であり、肉眼ではもちろん普通の光学顕微鏡でも見ることができず、ウイルス粒子を見るためには電子顕微鏡が必要である。今回の新型コロナウイルスはウイルス粒子が見えないということと同時に、このウイルスの拡がりが見えないという特徴があり、そのことがこのウイルスとの戦いを難しいものにしている。 クルーズ船の乗客から重症者が発生したということが今日厚生労働省から発表された。クルーズ船の乗客では高齢者が多かったこと、SARSで
新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船で、厚生労働省は10日、新たに65人の感染が確認されたと発表しました。クルーズ船で感染が確認されたのは、合わせて135人となりました。 厚生労働省は、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の船内で今月3日から乗客と乗員全員にあたる合わせて3700人余りの検疫を行い、このうち、発熱やせきなどの症状があったり、症状がある人と濃厚接触したりした人などから検体を採取してウイルス検査を実施しています。 その結果、厚生労働省は10日、新たに65人の感染が確認されたと発表しました。 このうち、10日午後7時の時点で4人を医療機関に搬送しその後も順次、搬送するということです。 これで、クルーズ船で感染が確認されたのは、135人となりました。 クルーズ船は先月20日に横浜を出発し、その後、香港に住む80歳の男性が香港で船を下りたあとに新型コロナウイルスへの感
新型コロナウイルスに感染し、入院していた奈良県に住むバス運転手の男性について、奈良県は症状が治まり、ウイルスも検出されなくなったため、8日までに退院したと発表しました。男性と濃厚接触した20人も潜伏期間内に症状がなく、奈良県は「男性から感染は広がっていないとみられる」としています。 男性について奈良県は発熱やせきなどの症状が治まったうえ、検査で2回続けてウイルスが検出されなかったことから、国が示す退院の基準を満たしたとして、8日までに退院したことを明らかにしました。 また、男性と濃厚に接触した22人のうち、感染したことがすでに明らかになっている大阪と千葉のバスのガイド2人を除く、県内外の20人についてもこれまでに症状が出た人はおらず、8日、最後に男性と接触した人の潜伏期間が終わったということです。 このため、奈良県は「男性から感染は広がっていないとみられる」としています。
新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船で、新たに3人の感染が確認されました。クルーズ船が横浜港沖に停泊して以降、乗客と乗員で感染が確認されたのは64人となりました。 そして、厚生労働省は7日までに検査結果が判明した273人のほかに6人の結果を公表し、新たに3人の感染が確認されたことを明らかにしました。 3人はいずれも乗客で、30代の中国籍の女性、アメリカ国籍で60代の女性と70代の男性で、神奈川県内の医療機関に入院したということで、厚生労働省は症状などについて確認中だとしています。 また、8日に検査結果を公表した6人の中には、脳梗塞など新型コロナウイルスの感染症とは別の疾患の症状を訴え、病院に搬送するにあたってウイルス検査をした人もいたということです。 クルーズ船は先月20日に横浜を出発し、その後、香港に住む80歳の男性が香港で船を下りたあとに、新型コロナウイルスへの感染が明ら
国立国際医療研究センターから、3例の新型コロナウイルス感染症についての報告が日本感染症学会のホームページに速報として掲載されました。 日本感染症学会- 新型コロナウイルス感染症 このページの中の「当院における新型コロナウイルス(2019-nCoV)感染症患者3例の報告(国立国際医療研究センター)(2020.2.5)」という報告がそれに当たります。 国立国際医療研究センターからの症例報告(日本感染症学会)あれっ・・・2番目に書かれている著者の名前・・・どこかで見たことが・・・ってまあしらじらしいことを言ってる場合ではなく、そうです、私もこの診療チームの一員なのです。 「この医者、いつもヤフーで記事を書いててヒマなんだろうなあ・・・」って思われている方も多いと思いますが、実際はそうでもないのです!ちゃんと患者さんも診てるんです! この報告について、メディアにも取り上げていただいています。 肺炎
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