2018年11月19日、トヨタ自動車は商用バンのベストセラー、プロボックス(含むサクシード)をマイナーチェンジした。細かい変更はさまざまあれど、焦点となるのはハイブリッドモデルの追加だ。初のハイブリッドとして登場したプリウスの発売から24年を経て、遂にプロボックスにまでハイブリッドが普及したことになる。 商用車のエコカー化が意味するもの トヨタはすでにタクシー専用車「JPN TAXI」のハイブリッド化を完了している。ちなみにこちらの場合燃料はガソリンではなくLPG(液化石油ガス)だ。燃費は驚異的に伸びた。 サンプル例が1つで申しわけないが、以前都内のタクシー運転手に聞いたところ、旧来のコンフォートは同じLPGで、条件が悪いと6km/L程度、上手に走っても10km/Lはなかなか出なかった。しかし、JPN TAXIでは誰でも普通に10km/Lが出るそうだ。単純計算だと67%の燃費向上だが、コン
![エコカー戦争の局面を変えたプロボックスハイブリッド](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7d2dcf29add67a7cf36b3b4c1f8ed2255c1c91a4/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fbusiness%2Farticles%2F1902%2F04%2Fl_mf_ikeda01.jpg)