北朝鮮の国営メディアが、3日に写真で公開した「ICBM=大陸間弾道ミサイルの弾頭に搭載する水爆」だとする物体について、原子核工学が専門で核爆弾の構造に詳しい東京工業大学先導原子力研究所の澤田哲生助教は、今回の爆発の規模などから水爆実験は成功したと考えるのが妥当だと指摘しています。 さらに、物体には内部でスムーズな核融合を起こすために爆弾内の重水素の量をコントロールできる高度な装置と見られるものが取り付けられているように見えるとしています。 また、北朝鮮が水爆実験を成功させたと主張していることについて、澤田助教は「実際の地震波や爆発の規模などをみると彼らが主張するように水爆実験が行われ、成功したと考えるのが極めて妥当だ」と指摘しました。 そのうえで技術的に残されているのは、ICBMの弾頭に複数の水爆を搭載できるよう小型化することのみだとして、「北朝鮮はアメリカ、ロシア、中国とならぶ技術を手に
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