世界最大の養豚国家の中国で、衝撃が広がっています。 この1年で、1億頭を超えるブタが減少したとされ、食卓に欠かせない国民食の豚肉の価格が急騰しています。 原因は、猛威を振るう「アフリカ豚コレラ」。日本で広がる「豚コレラ」とは、全く違うブタの病気です。「豚コレラ」より感染力が強く、致死率はほぼ100%。ワクチンもないために、感染拡大を防げずにいるのです。 中国で何が起きているのか。現場を取材しました。 (中国総局記者 柳原章人)
![WEB特集 1億頭のブタが消えた 中国でいま、何が… | NHKニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/8b58baab96b44eacf4befdf33901b6c1f6b059ec/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fhtml%2F20191009%2FK10012118841_1910091121_1910091212_01_02.jpg)
中国で感染が広がっている豚の伝染病の「アフリカ豚コレラ」に感染していたとみられる豚肉の製品が羽田空港から入国しようとした乗客の荷物から見つかり、農林水産省は養豚業者などに改めて警戒を呼びかけています。 農林水産省によりますと、先月14日に羽田空港にある動物検疫所が中国からの渡航者が許可なく持ち込もうとしたギョーザを回収し調べたところ、アフリカ豚コレラのウイルスの遺伝子が検出され、感染していた豚肉が使われているとみられるということです。 ギョーザは加熱されていなかったということで、農林水産省は国内の養豚業者に対して飼育場への人の出入りを少なくするなど対策の徹底を改めて呼びかけているほか、中国と日本を結ぶ航空会社に対し、肉製品は許可なく持ち込めないことを乗客に呼びかけるよう協力を求めています。 アフリカ豚コレラのウイルスが動物検疫所で回収した食品から検出されるのは先月1日に北海道の新千歳空港で
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