アメリカの大手半導体メーカーのインテルが製造し、世界中のパソコンに使われている「CPU」と呼ばれる装置に、サイバー攻撃に悪用されるおそれがある欠陥が見つかりました。 日本の専門機関は、被害が出る可能性は低いものの、ソフトを最新の状態にするなどの対策を呼びかけています。 この欠陥を悪用すると、ウェブサイトの閲覧履歴や入力したパスワードなどの情報が盗まれるおそれがあり、インテルは対象の製品を公表するとともに、新たに出荷する製品の修正を進めているほか、パソコンやソフトのメーカーでも攻撃を防ぐためのソフトの更新を進めています。 また、修正されていないCPUでも攻撃が成功する可能性は低く、これまでに海外も含めて被害は確認されていないということです。 JPCERTコーディネーションセンターの福本郁哉さんは「対象のCPUは日本でも広く使われているが、この欠陥を悪用した攻撃は難しいので、ソフトを最新の状態