管理人が長年悩んでいたことがある。それは、参考書のノートのとり方だ。 参考書そのままではどれだけ理解したか不安だし、かといって、階層性のノートやマインドマップにするのも手間がかかりすぎる上に二度手間になる。二度手間にならない程度に手抜きで、かつ、効果的なノート法はないかと思っていたが面白い方法を思いついたので紹介してみる。 下の図がそのノート法だ。路線図に似ているので「路線図ノート法」と呼ぶことにした。図の1がノートの書きはじめで図の4が完成図だ。題材にしたのは次の文章だ。 複雑ネットワーク(complex networks) についての優れた入門書だ。ネットで書評を検索しても大体同じ意見のようだ。前半でスモールワールドやスケールフリーネットーワークの理論的な解説がされている。明快な文章で、数式がなくても複雑ネットワークの特徴を解析するときのアイディアが直感的に分かるように書いてある。後半