AppleのiPhone 5やiPad mini、GoogleのNexus 7など話題の新型スマートデバイスのリリースラッシュが続いている。こうした最新デバイスでは、処理性能の向上とともに通信性能が大きな進化を遂げている。特にビジネス利用の面からは、スマートフォンサイズのデバイスから「5GHz帯無線LAN」の搭載が標準的になった点に注目したい。2.4GHz帯のような電波干渉の心配がない5GHz帯に、オフィスの無線LAN環境をアップグレードすることで、高速な通信を安定的に利用できる。しかし、実際にこうしたアップグレードしたはずの環境で思ったほどのパフォーマンスを得られていない実態をご存じだろうか。そこで、ここでは新世代のデバイスの性能をフルに引き出すための“秘策”をご紹介したい。 スマートフォンや7インチサイズのタブレットなど、常時携帯に適したスマートデバイスの無線LAN環境が大きく変わろう