今季限りで現役引退するヤクルト・宮本慎也コーチ兼任内野手(42)が、やはり今季限りでの引退を表明した藤本敦士内野手(35)について、阪神をFAした際にヤクルトに誘ったのが自分であったことを、26日に更新した公式ブログで明かした。 【写真】神宮のお立ち台で引退のあいさつをするヤクルト藤本 宮本はこのブログで「FAの時に誘ったのは僕でした」と打ち明け、「東京に呼んで良かったのかどうか!?分かりませんが…アテネオリンピックで二遊間を組んでヤクルトでプレーして俺は良かったと思ってます」と、現役生活の最後の4年間を共に過ごせたことを喜んだ。 アテネ五輪は、直前に脳梗塞で倒れた長嶋氏に代わって中畑監督が率い、初めてすべてプロの選手による代表チームが結成された。日本は準決勝でオーストラリアに敗れて銅メダルに終わったが、日本プロ野球が日の丸の旗のもと一丸となって戦った初めてのケースとなった。そのメンバ