パレスチナ自治区ヨルダン川西岸(West Bank)で、イスラエルの境界を警備するイスラエル軍兵士に投石するパレスチナ人の少年(2013年3月1日撮影)。(c)AFP/ABBAS MOMANI 【3月7日 AFP】国連児童基金(ユニセフ、UNICEF)はこのほど、イスラエル軍の勾留制度の下で身柄を拘禁されているパレスチナ人の未成年が「広範囲にわたる計画的で制度化された」虐待を受けていると強く非難する報告書を発表した。 「イスラエル軍拘禁施設における子供たち」と題された22ページに及ぶ報告書の中でユニセフは、子供が軍事裁判で裁かれることが制度化されている国は世界でイスラエルだけだと批判。「残虐、非人間的、卑劣な扱いや懲罰」が行われていることを示す証拠を挙げ、38項目の改善を要求している。 ユニセフによるとイスラエル軍は、過去10年間に12~17歳のパレスチナ人の未成年者7000人を逮捕、尋問
ユリ・マリー・コチヤマ氏が2014年6月1日、カリフォルニア州にて亡くなったと、TIME紙など全米各メディアが報じた。93歳、老衰だったという。彼女は日本人にはあまり知られていない、日系偉人のひとりだ。 普通の少女が人権活動家に 鮮魚卸市場を経営する父親の元、裕福な家庭で「アメリカ人らしく」暮らしていたユリ氏。しかし、第二次世界大戦中に日系人が集められた強制収容所で暮らしたことから、人権活動に目覚めてゆく。 彼女の活動は、日系人やアジア系に対する人権活動に限られなかった。ニューヨーク市ハーレムの低所得者住宅で結婚生活を送った彼女は、マルコムX氏と出会い、黒人解放運動にも深くかかわってゆくことになる。 マルコムX氏が暗殺された際には、倒れた彼を支える彼女の姿がLIFE紙に掲載された。アイキャッチ画像で、倒れているマルコムX氏の頭を支えている、黒いワンピースの女性がユリ氏だ。 多くのアジア系ア
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