中国メディアによると、中国海軍のミサイル駆逐艦長春など遠洋派遣艦隊が4月30日、フィリピン南部ダバオに寄港した。フィリピンでは、南シナ海問題などを協議する東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議が29日開かれたばかり。 艦隊はミサイル・フリゲート艦荊州、補給艦を加えた3隻で編成される。4月23日に上海を出港し、世界約20カ国を訪問する航海の途中。最初の寄港地となったダバオは、ドゥテルテ比大統領の地元だ。 30日発表されたASEAN首脳会議の声明は、中比など6カ国・地域が領有権を争うスプラトリー(中国名・南沙)諸島で、中国が進める人工島の軍事拠点化を懸念する部分が草案から削除されるなど、対中配慮をにじませた内容となっていた。 (シンガポール支局)
護衛艦いずもの出港に対し、プラカードと横断幕で抗議する市民団体のメンバーら=神奈川県横須賀市のヴェルニー公園で2017年5月1日午前10時1分、田中義宏撮影 防衛省は1日、安全保障関連法に基づき、米軍の艦船などを守る「武器等防護(米艦防護)」を初めて実施する。海上自衛隊最大のヘリコプター搭載型護衛艦「いずも」が午前、横須賀基地(神奈川県横須賀市)を出港した。政府関係者によると、東京湾を出て午後にも房総半島の沖合で米海軍の補給艦と合流し、警護を始める。 ◇ 護衛艦「いずも」が係留された岸壁に近い神奈川県横須賀市のヴェルニー公園では、米艦防護に反対する市民団体「ヨコスカ平和船団」と「ピースリンク広島・呉・岩国」の計8人がプラカードを手に抗議の声を上げた。
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