中国国務院(政府)新聞弁公室は13日、米国の人権問題を批判した報告「2007年米国の人権記録」を発表した。米国務省が11日に中国を含む各国の人権状況を批判した年次報告書を発表したことへの対抗措置で、同記録の発表は2000年以来、今年で9回目。 記録は、米の年次報告が190を超える国・地域の人権状況を批判しながら「米国自身の人権問題に触れていない」と批判した上で、生命や財産への侵害や民族差別など7分野で米国の人権問題を列挙。「銃器による犯罪で毎年約3万人が死亡している」「黒人中流家庭の平均収入は白人中流家庭の61%しかない」「イラク戦争で約66万人が死亡し、他国の人権を侵害している」などと指摘した。(共同)
【ワシントン=山本秀也】米太平洋軍(司令部ホノルル)のキーティング司令官(海軍大将)は11日、昨年5月に中国を訪問した際、会談した中国海軍幹部から、ハワイを基点として米中が太平洋の東西を「分割管理」する構想を提案されたことを明らかにした。上院軍事委員会の公聴会で証言した。同司令官はこの「戦略構想」について、「中国は影響が及ぶ範囲の拡大を欲している」として警戒感を示した。 キーティング司令官によると、この海軍幹部は、「われわれ(中国)が航空母艦を保有した場合」として、ハワイ以東を米国が、ハワイ以西を中国が管理することで、「合意を図れないか」と打診したという。 同司令官は「冗談だとしても、人民解放軍の戦略構想を示すものだ」との解釈を示し、中国の軍事、対外政策について「きわめて注意深く監視している」と語った。また、これまでの米中軍事交流が米側の期待を裏切るものだったことを報告。不透明な国防費の実
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