ミュジーク・コンクレートまたはミュージック・コンクレート (musique concrète)は、1940年代の後半にフランスでピエール・シェフェールによって作られた現代音楽のひとつのジャンルであり、音響・録音技術を使った電子音楽の一種。具体音楽とも訳される。 録音技術以前において具体音を音楽として取り入れた例としては、ルイージ・ルッソロの創作楽器イントナルモーリによるパフォーマンスや、エドガー・ヴァレーズの「イオニザシオン」(Ionisation) におけるサイレンの使用などが挙げられるが、そうした音の録音、加工から生まれる音楽ジャンルであるミュジーク・コンクレートの創始者は、フランスの電気技師であったピエール・シェフェールであるとされる。1948年頃からミュジーク・コンクレートの実験を始めたシェフェールは、1949年に作曲家ピエール・アンリ と出会い、1951年、共同でフランス国営放送
