ノーリファラートラフィックの3回目は、「離脱ページ」を取り上げます。離脱ページとは、ユーザーがセッションの最後に読んだページのことです。第4回で取り上げたノーリファラーの閲覧開始ページでは、ユーザーがWebサイトにどのような動機で訪れるのかをアクセス解析から検討し、第5回ではサイト内の回遊を取り上げました。今回は、サイト内の回遊が終了したページを分析する方法を紹介します。 離脱ページを見ると、ユーザーがコンテンツに満足したか、不満を持って出ていったのかが分かります。ただし、ノーリファラートラフィックに限って離脱ページを調べる方法はありませんので(※1)、今回はノーリファラートラフィックに限定せず、離脱ページの課題を把握するための手法を取り上げます。 「離脱率を分析するといっても、離脱率は単純に高ければダメなページ、低ければ出来のよいページではないんでしょうか?」――離脱率は「Google