切り分けられた久慈良餅 くぢらもち(鯨餅、久持良餅、久慈良餅)は、山形県新庄市・最上地方[1][2]、及び青森県鰺ヶ沢町・青森市浅虫温泉[3]付近で作られている菓子である。漢字では、山形で久持良餅、青森で久慈良餅[3]とも書かれる。くじらもちというつづり方もある。もち米とうるち米の粉を水で練り、箱の中でのばし、ムキ胡桃・砂糖水を加えて、せいろで蒸したもので、味噌・醤油・餡など多彩な種類がある。鯨肉は入っていない。 山形県ではもともと桃の節句の時期によく作られていた[4]。由来は久しく持ちの良い食べ物ということで「久持良餅」であるとか、形が鯨肉に似ていることから「鯨餅」であるといわれているが真相は定かではない[4]。 主に、両地方の商店やお土産屋で入手できる。それ以外でも、JR駅のキヨスクや、道の駅などの観光・休憩施設で販売されている。都内では山形県のアンテナショップや板橋区にあるハッピーロ