スタートアップ経営者の多くは、外部株主を迎え入れているのであれば、将来的に株主にリターンを返すため上場(IPO)か売却(M&A)で出口を作ることを求められがちだ。 国内のスタートアップ業界では5月の話題だけ取り挙げても、IPO市場ではイグニスの下方修正があった一方で、未上場市場では主にマッチングサービスのPairsを運営するエウレカが米国のIACグループに大型買収されるという案件があった。エウレカの買収価格に関しては、The Startup予測による営業利益をベースに妥当なPERを掛け合わせると、最低でも200億円規模と予想している。 こうしたスタートアップ村でのディールの動きを横目で見ているスタートアップ経営者にとって、「IPOかM&Aか」とテーマは今まさに一考に値するだろう。 筆者の周りにはスタートアップ経営者は多く、今まで「IPO」しか言わなかった経営者が「やっぱM&Aかも・・」と言
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