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ブックマーク / ameblo.jp/shibuya (23)

  • 藤田晋『当社のIR』

    現在の当社のIR 活動は毎年のように IR関連の賞を受賞していますが、 2000年に上場してから数年は 試行錯誤の連続でした。 その間ずっとIRコンサルを受けていた バリュークリエイトの佐藤さんと私の 対談記事がWSJ日版に出ています 。 最初は、株価を上げたい一心で 佐藤さんに相談していたのですが、 私が結論的に理解したことは IRの量を増やしても株価は上がらない。だけど、 IRを諦めたら市場に見放されて終わり。 ということでした。 今回の対談取材中でも話したのですが、 佐藤さんに教えられたことの中で 最も印象的だったのは、 「IRは実態と比べて株価が低すぎるときと、 高すぎるとき、量を増やして強化すべき」 適切な株価であれば適切なIRの量で よいのです。 また、IRのプレゼンは、 自社の魅力を伝えることは大切です。 しかしそれは、 自社を魅力的に伝えることではありません。 魅力的に伝

    藤田晋『当社のIR』
  • 藤田晋『敢えて具体的な目標を掲げない』

    サイバーエージェントの会社のビジョンは、 「21世紀を代表する会社を創る」 ですが、取材や新卒採用などで、 もう耳にたこができるほど、 「具体的にはどのような会社でしょうか?」 と聞かれます。 そのたびに、 「例えて言えば20世紀のホンダやSONYの ように世界に誇れる日企業になりたい。」 「グローバルに成功していて、売上も何兆円もあり 従業員も何万人も居て、社会に大きな影響力を 持つ会社で・・」 と長々と説明することになってしますのですが、 敢えて具体的な目標は掲げないようにしています。 これは、会社全体のビジョンだけでなく、 スマホのような新しい分野に参入するとき、 今回の部ように変革を遂げるときなども そうなのですが、 変化の激しいネット業界で中長期の目標を 明確に立てるのは非常に困難であるばかりか、 具体的な目標は、それ自体が足枷になる 恐れがあります。 情勢やニーズは日々変わ

    藤田晋『敢えて具体的な目標を掲げない』
  • 藤田晋『媒体愛』

    インターネットのメディア事業においては、 「媒体愛」を持って働いているかどうかで 仕事の質が大きく変わります。 たまにソーシャル上で、Amebaに対する 媒体愛を感じる発言をしている社員を見ると 私は無条件で褒めたくなります。 ウェブサイトは、 それで生計を立てているような人が、 毎日集中して、一人で運営しているとき、 細部にまで目が行き届き、血が通っていて 気の利いたサイトになります。 楽天に出店して繁盛している店舗など 分かりやすい例です。 それが 一人では運営できない規模になった時、 更に大規模なサイトを大人数で運営するとき、 如何にそれと同じ状態をキープできるか が肝だと思ってます。 運営している組織が大きくなっても、 ユーザーにとってはひとつのサービスで あることに変わりありません。 私はそれを強く意識してメディア組織を 作ってきました。 インターネットのメディアは、 スタート時

    藤田晋『媒体愛』