キャンディーズのスーちゃんが亡くなって旦那さんが会見を開くらしい、といった話を耳にしてほぼ1時間後にテレビなどで訃報の一報が流れた。 こういう時の緘口令というのは見事なもので、利害関係のない素人の自分がたまたま知人から知らされた時点では、すでに数千人規模の人がこの話を知っていたであろうにも関わらず、ネットでフライングをしていたのは湯川れい子のツイッターぐらいだった。 スーちゃんなんて気安く書いたけど、自分はキャンディーズ世代ではないので、田中好子のことを会話の中でスーちゃんなどと言ったことはないし、「寅さんでジュリーと共演したのって田中好子だっけ」と、田中好子と田中裕子を取り違えたりしたこともあったくらいである。 とはいえ、キャンディーズが社会現象であったことくらいは知っている。ファンのすそ野が広いことも十分承知だし、知人が伊藤蘭にインタビューした時の周囲の反応の凄さも覚えている。