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ブックマーク / kurigoto.hatenadiary.com (4)

  • 大トミノ祭:『伝説巨神イデオン』1話詳解 - ものかきの倉庫

    何だかもやもやしたので遂、『伝説巨神イデオン』1話を見てしまいました。 今作における、「あ、戦争になっちゃった、てへっ」感は、アニメ史上の白眉。 お嬢様の我が儘と現場の保身が絡み合って、一発のミサイルのスイッチが、あっという間に星を呑み込む戦火となる。 自分の事と目の前の事しか見えない人達が引き金を引いて、その後で「こいつらが俺達の星に攻め込んでくるかもしれない」などと理論武装する所が怖い。そして恐怖は伝染し、疑心は拡大し、戦いは戦いを呼ぶ。 それが真っ正面から、どこにでもある人間性、として描かれているのが物凄い。 いい時の富野演出というのは(作画スタッフの力量の影響も出てくるので、必ずしも演出だけの問題ではないですが)、空間の使い方が広い。『イデオン』は凄く、空間が広い。一方、『ザブングル』や『エルガイム』は、空間が狭い。 『ザブングル』や『エルガイム』の場合、他作品との対比もあるのでし

    大トミノ祭:『伝説巨神イデオン』1話詳解 - ものかきの倉庫
    habuakihiro
    habuakihiro 2012/04/23
    最近は接触篇だけで済ませてるし、発動篇30周年という時期でもあることだし久々にTV版を見返したくなった。
  • 『ガンダムAGE』第1話に見る演出の話 - ものかきの倉庫

    ガンダムAGE』第1話、視聴。 残念ながら、面白くありませんでした。 私個人はもはや「ガンダム」というタイトルに対するこだわりはないので、純然たるロボットアニメとして見た評価ですが、非常に残念な出来。むしろ、「ガンダム」として見たらもっと評価が低くなりそうなので、視点としては優しいと思う。こういったブランドシリーズものでは、「○○(ブランドタイトル名)って付けなければ普通に見られるのに」という評価軸がありますが、この作品の場合は、「○○ってついてなければもう何の意味もない」レベル。 とにかく演出が酷すぎます。 見て、あまりにも悶々としたので、以下、自分がすっきりする為に書きました。 第1話感想というよりは演出論よりですので、そういった話に興味のある方だけご覧下さい。 最初に述べておきますが、以下に触れている部分の多くには「2話以降で描かれるかもしれない」という要素があります。しかしそれは

    『ガンダムAGE』第1話に見る演出の話 - ものかきの倉庫
    habuakihiro
    habuakihiro 2011/10/13
    そうそう、ガンダムびーーーーーむ! 見たかったんですよ。いやほんと。ゴーカイジャーの第1話くらいのワクワク感が欲しかった。
  • 供養と解放 - ものかきの倉庫

    安彦良和にとっての『ガンダム THE ORIGIN』は、富野由悠季にとっての『∀ガンダム』だったのか? なんて事を思いついたのだけど、特に根拠はありません。単なる思いつきです。 検証するほどには、安彦良和というパーソナリティに対する思い入れもない。 好きとか嫌いとかではなく、単純に、思い入れがない。 勿論、富野由悠季と安彦良和は立場的にも思想的にも違うので、あくまで位置づけの問題であって、その意味は違ってくるとは思うのですが。 ちなみに、2009年の「ガンダムエース」誌上での「富野由悠季×安彦良和対談」で、安彦良和は『∀ガンダム』についてはこんな風に述べています。 当然僕は∀を見てません。ぶっとんだデザインで、月を掘ったらいろいろとモビルスーツが出てくる……大変な設定だな、これはついていけないやってパスしちゃった。その後福井晴敏君と対談することになって、彼がノベライズした∀を読んだら、すご

    供養と解放 - ものかきの倉庫
    habuakihiro
    habuakihiro 2011/06/28
    これは心底同意する>安彦さんは、『THE ORIGIN』連載終了を機に、『∀』を見るべきだと思うのです。そして富野は、『THE ORIGIN』を読む。その上でもう一度、誌上対談をセッティングすると、また面白いかもしれない。
  • キーボードの掃除をしないとなぁ - 〜ものかきの繰り言2011〜

    反応が鈍くなっている気がする。 昨夜、日TVでやっていた特番『スタジオジブリ物語』を何とはなしに見ていたのですが、中で流れた『アルプスの少女ハイジ』1話のダイジェストが面白かった。 実は高畑勲作品はあまり見た事がなかったのですが、最初、くすんだ服で着ぶくれしたハイジが、クライマックスでアルプスの山の自然に触れあって脱ぐ! という、文字にするとなんだか危ないですが、この演出は凄い。 着ぶくれしたハイジ、というのが、(今見ると)ある種のアンチアニメーション的なリアリティの出し方かと思わせておいて(その側面もあるとは思うのですけど)、全て最後に脱ぎ捨てる為の伏線として機能するという、爆発的な歓喜のカタルシス。ただ脱ぐ、のではなく、重ね着しているものを全て脱ぎ捨てる、という所に凄みがある。もちろん逆算して作っているのでしょうが、あれは凄い。全裸になろうかどうか一瞬躊躇う、という素振りが描かれてい

    キーボードの掃除をしないとなぁ - 〜ものかきの繰り言2011〜
    habuakihiro
    habuakihiro 2011/03/22
    脱衣と全裸とガンダムと
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