Googleを支える技術 2008-03-25-1 [BookReview] 献本頂きました。ありがとうございます。 そうでなくとも絶対買う本ですが。 ■西田圭介 / Googleを支える技術 - 巨大システムの内側の世界 結論から言いますと、 Google のバックエンドの技術について 興味のあるIT系エンジニアや学生で、 英語よりも日本語を読むほうがはやい人は必読です。 グーグルについての技術的なトピックが 日本語でさくっと読めます。 Google 社員による英語論文やドキュメントを情報源とし、 それらを咀嚼して平易に解説しています。 「情報系の大学3年生程度の予備知識」を前提に 書かれているとのことで、 情報系の基礎的な語彙が分かっていれば、 確かに難解な話はありません。 数式も出てこないです。 内容紹介 第一章は検索の話で、クロール、インデックス、 ランキング、と Google に
最近、マネジメント系の仕事ばかり振られるようになったので、予習のつもりで一読 したが、これはスゴい。読んでる途中から振り返り読みを繰り返し、再読も再々読もしなければならないことに気づいた。本書で紹介されるアート(技芸)は、How to モノと大きく異なり、根っこから考え→実践に適用し→フィードバックが必要なものばかり。 あ、最初に結論を述べておくと、これは今年のNo.1スゴ本なり。ふり返ると「No.1スゴ本」の称号をいくつかの書籍につけてきたが、本書は間違いなくNo.1だと言い切れる。読み手の経験に応じ、必ず得るものがある。概要はamazon紹介文をどうぞ(太字はわたし)。 「ものごとを成し遂げるためには何を行う(あるいは行わない)べきか」という実用的な視点からプロジェクトを捉えて、ものごとを成し遂げるための考え方やヒントを、スケジュール、ビジョン、要求定義、仕様書、意思決定、コミュニケー
この記事のまとめ。また長文エントリごめん。“IT”コンサルじゃない、「ファーム」のコンサルタントと一緒に仕事をするハメになったら読む本。 「問題解決プロフェッショナル」を読めば、コンサルタントの土俵で話ができる SEとしての分をわきまえるなら「RFP&提案書作成マニュアル」で準備しておく SEには、コンサルタントに無い視座がある。その強みを生かす「業務システムのための上流工程入門」 コンサルタントは、知識経験ないけれどキャラとハートがおおまかカバーすることはぶっちゃけありえない。そうなったらどうしようと思い悩む前にメモをどうぞ。 このblogは「それを知らなかった私にとって有益なもの」になるように心がけてる。つまり、その記事の知識・情報を知らなかったとして、「あ、こんな記事を見つけてラッキー」と思えるようなネタ。 で、この記事は一年前の私が見つけたなら「お、タイムリー」と思えるような内容
仕事でコード書いてた頃の話。 机上に「本」というメディアは無かった。プログラミングといえばお手本のコピペ&手直しで仕上げてた。だから、せいぜい入門書やリファレンスといった辞書的なやつだけで、3年もすれば「古い」と引き出しの中へ。 だから、いつまでたっても上手なのは「お作法」だけ。あたりまえだ。仕様を実装したコードに「似た」コードやパターンを探し出す→コピペがプログラマの仕事だと思ってたから。ネットの情報が「全て」であって、「考える」とは、「いかにお手本に合わせるか」だったから。 プログラマというよりも、むしろ「コーダー」。その辺は「プログラマになれなかったわたし」[参照]に書いた。 ここでは、「コンピュータの名著・古典100冊」の既読リストで恥さらし。いかにちゃんとした本を読んでいないかがよっく分かる、なさけない。 本書はプログラミングに限らず、ソフトウェアエンジニアとしての libera
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