デルタ株が猛威をふるう第5波ではこれまでと比べて20代から30代の若い世代の感染が増え、中には症状が悪化する人も出てきています。自力で呼吸ができないほど症状が悪化した20歳の男子学生が取材に応じ「もう自分は死ぬんだなと思った」と、追い込まれた状況を振り返りました。 頭痛と発熱で感染確認 「周りは軽症で済んでいたので…」 取材に応じたのは大阪府内に住む20歳の大学生の男性です。男性は先月下旬、頭痛と38度の発熱で近所の病院に行ったところ、感染が確認されました。1回目のワクチンは1週間後に打つ予定でした。 もともと格闘技をしていて基礎疾患もなく、体力に自信があったという男性は、これまでに感染した周りの友人たちの多くが1週間程度で回復している様子を見て、新型コロナはインフルエンザみたいなものだと捉えていたといいます。 男性は「若い人は重症化はあまりしないと聞いていたし、自分の周りでかかった人は皆
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