ロッキード・マーチンは3月12日、2番目となるSBIRS(宇宙ベース赤外線システム)のGEO-2(24時間固定地球周回軌道)宇宙船が、3月19日に予定されているフロリダ州のケープ・カナベラル空軍基地でのアトラスVによる打ち上げに向けて準備が整ったことを発表した。 SBIRS GEO-2は技術的に最も進歩した赤外線監視衛星で、国家のミサイル警戒機能を強化すると同時に対ミサイル防御、技術情報、ミッション地域の統合された戦場認識を改良する。 この人工衛星は高度なスキャン用のセンサーと改良された赤外線感度を持つ主要センサーを備え、衛星群によって地域の再訪問時間を短縮する。そして主要センサーがより高度な感度によって狭い範囲の地域の観察の為に使用される間、スキャン用センサーはミサイル発射と地球全土の自然現象の広範囲に及ぶ監視を提供する。 《河村兵衛》
富士通は3月14日、国立天文台と共同でチリで進めている大型電波望遠鏡「ALMA(アルマ望遠鏡、アタカマ大型ミリ波サブミリ波干渉計:Atacama Large Millimeter/submillimeter Array)」の専用スーパーコンピュータ「ACA相関器システム」が稼働を開始したことを発表した。 アルマ望遠鏡は、東アジア(日本:国立天文台様が主導)、北米、欧州の各国が協力して、チリの標高5,000mの高原に建設した、世界最高の解像度を実現した大型電波望遠鏡で直径約18.5kmの敷地に66台のパラボラアンテナを配置し、受信したミリ波・サブミリ波の信号を計算機で処理することで、最大直径18.5kmの巨大なパラボラアンテナを使った場合と同等の高画質な電波画像の合成ができることから、これまでよく分かっていなかった宇宙の誕生間もない頃の生まれたての銀河や、星の誕生や太陽系のような惑星系の誕生
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