九州では警固断層帯以外でも、大きな地震が想定されている活断層がある。 文部科学省が公表している主要断層の長期評価(今年1月時点)によると、全国187断層のうち、30年以内の発生確率が最大16%と全国で最も高いのが、日奈久断層帯の八代海区間(約30キロ)だ。熊本県水俣市や芦北町などの沖に位置している。 ちなみに1995年に発生した阪神大震災の発生直前の確率は0・02~8%だった。これと同等以上の断層は現在、全国に10カ所あるという。文科省は2013年2月、今後30年以内にマグニチュード(M)6・8以上の大規模な地震が起きる確率を初めて地域別に算出した長期評価を公表した。第1弾は九州だった。発生確率は九州北部7~13%、中部18~27%、南部7~18%で、九州全体でみると30~42%。17の主な活断層の活動状況に基づいて算出し、対象地域の活断層が多いほど確率が高まる。 九州の主要活断層は4~5
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