防衛省と内閣法制局は22日の参院予算委員会理事会で、政治的発言をする部外者を自衛隊関連行事に呼ばないよう求めた防衛次官の通達について、「憲法で保障された表現の自由等との関係で問題となるものではない」との見解を示した文書を提出した。
社説天声人語Astandなら過去の朝日新聞天声人語が最大3か月分ご覧になれます。(詳しくはこちら) 「いまさら呆(あき)れも憤慨もしませんが」と沖縄の旧知から便りをもらった。「またまたヤマトの健忘症ですね」。たしかに半年前にあれだけ報じられた普天間飛行場の移設問題は、潮が引くように紙面、画面から遠のいた感がある▼つまり本土のメディアは、鳩山さんが迷走し、ふらつき、グロッキーになるのを面白がっただけで、問題は基地でも何でもよかった――と久しぶりの文面は厳しい。しかし反論はしづらい。沖縄はいま知事選挙の真っ最中だが、その模様が本土に届くことはあまりない▼「最低でも県外」を唱えた前首相の背信に、地元では「沖縄差別」という言葉も噴き出した。知事選で競(せ)る候補2人もそれを口にしている。基地を押しつけているヤマトへの対立姿勢が、かつてなく深い選挙なのだという▼差別といえば、沖縄で平和運動を続けて
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