化粧品会社のファンケルは8日、全国の販売店で働く全ての契約社員約1100人の月給を、4月から平均約1万7千円(最大2万円)引き上げると発表した。賞与も含めると年収は平均9・6%増える。 4月の経営改革の一環。接客スタッフの意欲を高め、顧客の満足度向上につなげるのが狙い。政府の賃上げ要請も考慮したという。販売店は175店舗あり、そこで働く人の9割以上が契約社員。1年契約で、更新や働く年数に上限はない。正社員への登用制度もあるという。 約700人いる正社員の賃金は変えない。 関連記事ニュースでQ(3/7)春闘方針案に最低水準設定 UAゼンセン(1/24)