フランス・パリで、クリスマスのマーケットを訪れた国民戦線(FN)のマリーヌ・ルペン党首(中央、2016年12月8日撮影、資料写真)。(c)AFP/CHRISTOPHE ARCHAMBAULT 【12月9日 AFP】フランスの極右政党「国民戦線(FN)」のマリーヌ・ルペン(Marine Le Pen)党首は8日、国内に不法滞在している移民の子どもには公立学校の教育を提供すべきでないと主張した。ルペン氏は、外国人に対する公共サービスを制限する厳しい提案を次々に繰り出している。 ルペン氏はパリ(Paris)で開かれた会議に出席し、「外国人には何の反感も持っていないが、これだけは言っておく。私たちの国に来るなら、(医療制度により)治療を受けたり、子どもが無償で教育を受けたりできると期待してはいけない。それはもう終わり。遊び時間は終わりだ」と語った。 ルペン氏のこの発言に対し、社会党政権からは非難の
米軍北部訓練場(沖縄県東村など)の過半の返還式典を22日に控え、ヘリコプター離着陸帯(ヘリパッド)移設工事が完了に近づいている。違法な妨害が続いた工事反対派の動きは、活動家リーダーらの逮捕により、ある程度沈静化しているという。だが、ヘリパッド移設工事が終われば、反対派は米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の移設先となる名護市辺野古へ移動するのが確実視されている。辺野古の住民は普天間移設を容認しており、再び反対派が押し寄せてくることに戦々恐々としている。 ■安倍のイヌ 「産経新聞は安倍のイヌだよ!」 今月8日午前、名護市辺野古の米軍キャンプシュワブのゲート前を訪れると、辺野古移設に反対する初老の男性から話しかけられた。別の男性が少し離れたところで「産経はタチが悪いよな。産経と読売はバツ!」と言っているのも聞こえた。 せっかくの機会なので「どこらへんが安倍のイヌなんですか?」と聞くと、男性は「たく
大統領を弾劾に追い込んだデモを「世界4大革命に比肩」と自賛する韓国人。しかし、そのデモを冷ややかに見つめる人もわずかながらいる(写真:ロイター/アフロ) (前回から読む) 朴槿恵(パク・クンヘ)大統領を退陣に追い込んだのは毎週土曜日のデモだった。韓国紙は「世界4大革命の1つ」と自画自賛するのだが……。 世界が驚く平和デモ 前回は「朴槿恵弾劾は『美し過ぎた自画像』が呼んだ」という話でした。 鈴置:「日本を超え一流国家になった」と韓国人は高揚感に包まれていた。というのに朴大統領の40年来の友人、崔順実(チェ・スンシル)氏の「国政壟断事件」により、その共同幻想が潰えてしまった。そこで怒りが巻き起こり、弾劾につながったのです。 高揚感から突然の自信喪失ということですね。 鈴置:指導層は韓国人が自信を失わないかと心配したのでしょう、「政治は3流だが国民は1流だ」キャンペーンに乗り出しました。 各紙は
内田樹氏は「日韓両政府間には『アメリカ抜き』で自主的にこの慰安婦問題を解決できるほどの相互理解も信頼感もない (※写真はイメージ)この記事の写真をすべて見る 思想家・武道家の内田樹さんの「AERA」巻頭エッセイ「eyes」をお届けします。時事問題に、哲学的視点からアプローチします。 * * * 朴槿恵韓国大統領をめぐる政局の混乱の中で、慰安婦問題についての昨年末の日韓合意の履行が難しくなったという報道を読んだ。これまではオバマ政権が合意を後押ししてきたが、来年1月に発足するトランプ政権は東アジアへの関与を弱めると予測されている。日韓の関係改善のためにアメリカがこれまで果たしてきた役割が弱まれば日韓関係は再び悪化するのではないかという観測が書かれていた。「ああ、そう」とそのまま読み流されそうな記事だったが、私はひっかかった。 昨年末に電撃的に慰安婦問題についての日韓合意が成立したときに、
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