インド・スリナガルで、新型コロナウイルス感染症で亡くなった母の死を嘆く男性(2021年4月26日撮影、資料写真)。(c)Tauseef MUSTAFA / AFP 【5月21日 AFP】世界保健機関(WHO)は21日、直接または間接的に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)で亡くなったとみられる昨年の超過死亡が少なくとも300万人に上り、実際の累計死者数は公式統計よりも最大で3倍に及ぶとの見解を示した。 2019年末に中国で初めて感染が確認されて以来、世界で340万人以上が同感染症で死亡したと報告されている。 しかしWHOが公表した報告書によると、同感染症に加え、他の病気の治療が受けられなかった人など、コロナ流行がなければ命を落とさずに済んだ人は、公式統計よりはるかに多いとみられる。 報告書をまとめたWHOのサミラ・アスマ(Samira Asma)氏は記者会見で「累計死者数は、公式報
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