(ニューヨーク)−韓国政府は、米朝首脳会談で北朝鮮におけるすさまじい人権状況について協議するよう、ドナルド・トランプ米大統領に強く求めるべきだ、とヒューマン・ライツ・ウォッチは本日述べた。韓国の文在寅大統領は5月22日にワシントンDCでトランプ大統領と会談する予定だ。 ヒューマン・ライツ・ウォッチのアジア局局長ブラッド・アダムズは、「トランプ大統領が金正恩朝鮮労働党委員長と核兵器について話し合う準備を整えるなか、これら兵器は基本的自由をすべて制限し、強制労働を伴う強制収容所を運営しながら、最低限の食糧さえも国民に供給することができない全体主義の国で生きる人びとの手で作られたものであることを思い出さなくてはならない」と指摘する。「長年の権利運動家である文大統領は、韓国が金委員長とのやりとりで一貫して人権問題を最優先すると誓うべきであり、米国も同じ姿勢でのぞむよう強く求めるべきだ。」 今年4月
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