ドイツでクラブやライブ・イベント会場を「文化施設」として再認定することが可決。美術館やオペラハウスと同等の法的ステータスに変更となった。 ドイツの多くのナイトクラブは、これまで風俗店やカジノなどと同様に「娯楽施設」として分類されていたが、今回の法的地位の変更により、現在問題視されているジェントリフィケーションから保護されることになる。また、文化施設認定によって営業エリアが広くなるほか、税制上の優遇措置も受けられるようになるとのこと。 今回のステータス変更は、クラブのオーナーや支援者の集まりである委員会「Clubcommission」の取り組みの成果もあって成し遂げられた。clubberiaでも昨年こちらの記事で取り上げたが、クラブのメッカとしても有名なベルリンでは、住民からの騒音クレームや市街地の高級化によって、過去10年間で100軒を超えるクラブが閉店。こういった現状を打開するためにも、