所員・研究員による研究例会の開催、共同研究の推進、公開講演会「社会福祉のフロンティア」および連続セミナーの開催、紀要『立教社会福祉研究』およびニューズレター「立教社会福祉ニュース」の発行など、研究の推進と公開を行っています。 【日時】 2023年12月9日(土)13:30~16:30 【場所】 立教大学池袋キャンパス 15号館マキムホール2階 M201教室 【内容】 「日本人の2人に1人が生涯でがんになる」とも言われる昨今、がんは誰にとっても身近な病気です。近年はがん医療の発展により、がん患者の生存率は改善しつつあり、がんと向き合いながら生きる人が増えています。とりわけ2000年代以降は「がんサバイバーシップ」に注目が集まり、がんと向き合いつついかに「社会」で生きていくかが問われるようになりました。いまや、がんサバイバーやそのサポーターたちが積極的に働きかけ、社会改革を試みる活動も見られま
無理心中を図った八十七歳の夫 十二月半ば、長野市を囲む山々にまだ雪はなかったが、犀川の鉄橋からは北アルプスの白い蜂が垣間見えた。篠ノ井駅で降り、田園の中をタクシーで松代町へ向かう。オリンピッグ開会式会場の近くを過ぎ、千曲川を渡る。 畦川邦夫さん(43)宅の、こたつのある八畳の居間に通されると、額に飾られたご両親の金婚式の写真が目にとまった。洋服で盛装した老夫婦が、おだやかな表情をたたえている。金婚式の日付は昭和六十三年三月十五日である。 しかし、二人はもうこの世の人ではない。九七年三月四日の夜、夫の畦川三郎さ(87)は妻のくにさん(78)を絞殺し、百メートルも離れていない小川の橋の欄干 に紐で首を吊って自殺した。痴呆症の妻の 介護に行き詰まった末の無理心中であった。 「仕事からもどったら、線香の煙とにおいが立ち込めてるんです。おかしいなあと思ってみると、母がこたつの横に寝てました。まさか
福井火葬場心中事件(ふくいかそうばしんじゅうじけん)は、2005年(平成17年)11月に福井県で発生した心中事件[1][2]である。 事件の概要[編集] 福井県大野市の旧火葬場で焼かれて白骨化した2人の遺体が見つかった。歯の治療痕などから近くに住む80歳の男性と82歳のその妻であることが分かった。 付近には乗用車がエンジンをかけられたまま放置され、クラシック音楽が大音量で流されていた。不審に思った近所の住民が警察に通報。警察当局が捜査した結果、使用されなくなって30年たつという火葬場の火葬炉から2人の遺体が発見された。 使用された乗用車の中からはガソリンスタンドの伝票の裏にその日自宅を出てからの行動が事細かにメモされていた。 「午後4時半、車の中に妻を待たせている。」 「午後8時、妻とともに家を出る。」 「車で兄弟宅や思い出の場所を回って焼却炉にたどり着いた。」 「妻は一言も言わず待ってい
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