1920年に神奈川県で生まれ、2015年9月にこの世を去った原。1935年にデビューしたのち日本映画を代表する女優として活躍してきた。本特集では、原の現存最古の出演作「魂を投げろ」や、アーノルド・ファンクに抜擢され出演した日独合作「新しき土」、黒澤明監督作「わが青春に悔なし」「白痴」や小津安二郎監督作「晩春」「麥秋」、成瀬巳喜男監督作「めし」「驟雨」、そして最後の出演作となった1962年公開作「忠臣藏 花の巻 雪の巻」など、22プログラム・計23本がラインナップされた。時代や作品ごとに変化していく原の魅力に触れてみては。 一般、シニア、学生の前売り指定席券は、チケットぴあで全上映回分を販売中。会場でのチケット販売は行われないのでご注意を。障害者ならびに国立映画アーカイブのキャンパスメンバーズを対象とした入場券は、各日の開館時より1階受付で発券される。 生誕100年 映画女優 原節子2020