【平成家族】「不妊原因は自分」知る恐怖 「妊娠力」検査、身近になったけど…… ためらう男性、妻の思いは 技術の進歩や不妊治療への意識の高まりで、「妊活」という言葉が当たり前になった平成時代。スマートフォンで精子の活動を見られるツールや、結婚前後のカップルが妊娠に必要な検査をする「ブライダルチェック」など、「妊娠力」を調べられる方法がより身近になってきています。一方で不妊の原因が自分にあると特定されれば「家族崩壊につながる」と恐怖を感じ、ためらう男性もいます。その思いを明かされた妻の気持ちとは。妊娠に向き合う家族の今を追いました。(山本恭介、福地慶太郎、見市紀世子) 【画像】「男性の妊活遅れの実態」チャートで紹介、「産め圧力」に苦悩する人たちも……多様化する「平成の家族」 スマートフォンの画面に映し出される映像を、埼玉県志木市の永井太郎さん(38)はドキドキしながら、じっと見つめました。 「