13日から中国を国賓訪問中の文在寅(ムン・ジェイン)大統領。北京滞在2日目の朝、随行している韓国記者団のうち2人が中国側警備員に集団で暴行される事件が起き、韓国内で大きな騒ぎとなっている。 写真記者2人が相次いで被害に暴行されたのは、日刊紙「韓国日報」の写真記者K氏と、同「毎日経済」の写真記者L氏。韓国紙の報道を総合すると、まず被害にあったのはK氏だ。 午前10時50分ころ、中韓経済貿易パートナーシップ開幕式場で演説を終えた文大統領が向かいにある次の会場に移動する際、付いていこうとした韓国記者団を中国側の警備団が突如制止した。 これにK氏が抗議したところ、一人の警備員がK氏の襟をつかみ後ろに引きずり倒したのだった。その様子を撮影しようとした別の写真記者もカメラを取られ、投げ捨てられそうになったという。 騒ぎはいったん収まったが、文大統領が移動したホールへと動く記者団を、再び中国側の警備団が