中部地方を中心に喫茶店チェーン「コメダ珈琲店」を運営するコメダ(名古屋市)は7日、メニューで表示と異なる食材を使っていたことを明らかにした。2003年に発売したチョコレートケーキに使うクリームについて、委託先が製造したにもかかわらず「自家製」と表示。一部のコーヒーやココアでは、「生クリーム」としながら、植物油脂などを加えた「ホイップクリーム」を使用していた。 相次ぐ虚偽表示の発覚を受けて社内調査を行い、判明した。「コメダ珈琲店」と甘味喫茶「おかげ庵」の六つのメニューが該当するが、客に提供した数などは集計しておらず、返金の予定もないという。