【調査背景】 2006年のデジタル音楽売上は世界・日本ともに約2倍に増え、全音楽市場の中でデジタル音楽が占める割合は、2005年の5.5%から2006年には10%へと成長したと発表されています。(国際レコード産業連盟/IFPI) 日本においても2006年1−9月期のデジタル配信市場(携帯電話向け・PC向けなど)は前年同期比6割以上の380億円、通年では500億円を超える見通しで、シングルCD市場を抜きかねない勢いです。(社団法人日本レコード協会統計) 大手レコードメーカーもCDの製造コスト・在庫リスクのないデジタル配信を本格化させ、既に一般化した新人育成のための配信限定楽曲リリース(テストマーケティング的手法)、ベテランアーティストの配信先行発売のみならず、ベテランアーティストのデジタル配信によるヒットを狙う動きも積極化しています。 CDなどパッケージ商品政策においても、ア