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ブックマーク / mantrapri.hatenadiary.org (27)

  • 毒電波2 - マントラプリの生涯原液35度

    昨日は電波少女・月島瑠璃子が出てきたところで終わりましたが、今日はその続きです。 月島瑠璃子はかなりキています。彼女の第一声が 「長瀬ちゃん、・・・電波とどいた?」 であることからもそれは伺えるでしょう。しかも初めて話す主人公に対していきなり「ちゃん」付けです。ちょっとデンパが入っている主人公もさすがに物の電波の前にはたじたじです。すっかり常人にもどったリアクションをしています。彼女が主人公である長瀬祐介を「長瀬ちゃん」と呼び、彼に近づいたのは「毒電波」を使って暴走していく兄・月島拓也を止めるためでした。ここで出て来るのが作品のメインテーマ「毒電波」です。 「毒電波」とは脳の情報伝達を促す電気信号を他人に対して発信することを指します。この電波を受けた人間は相手の意のままに脳を操られてしまうのです。月島拓也はその電波を使って自らの所属する生徒会のメンバーを性奴隷にして、あまつさえ自分の電波

    毒電波2 - マントラプリの生涯原液35度
    hajic
    hajic 2007/02/24
     『痕』の分析
  • 毒電波1 - マントラプリの生涯原液35度

    小山力也がうたわれるものらじおの中で、しきりに仮面ライダーブラックRXに触れてくれるのがちかごろうれしいことの一つなmantrapriです、こんばんわ。霞のジョーを小山さんは忘れていなかったようですね。 http://d.hatena.ne.jp/mantrapri/20060923 さて、小山力也が主演を務める「うたわれるもの」ですが、製作元はエロゲー界中興の祖・Leafです。ビジュアルノベルという現代のエロゲー界のフォーマットとなっている形式を最初に取り入れ、以後のエロゲー界のみならずビジュアルノベル界を牽引していった偉大な存在です。発足当初の社は兵庫県の伊丹にあります。そのため伊丹の名物を三つ挙げろといわれたときは ①惣構え城郭*1の祖・有岡城 ②天下の名探偵・ヒゲオヤジ(伴俊作)*2 ③ビジュアルノベルの礎を築いた・Leaf を挙げることにしています。偉大なり、伊丹。(空港は無し

    毒電波1 - マントラプリの生涯原液35度
    hajic
    hajic 2007/02/24
     genesisさんのグループに参加したらいいのにと思う
  • 生駒山であったこと - マントラプリの生涯原液35度

    写真があったので去年の十一月に行った生駒山の切なさをアップしました。 ここは山の上の遊園地、おそらの遊園地。 朱色に塗られた電波塔がニョキ、ニョキニョキと山を抜きつつ空に刺さっていく。 その朱朱したカンジ。さながら神社のような、お寺のような。でもここは空。 無人の広場。もの言わぬ遊具。回らぬ飛行塔。走ることを止めた機械たちは、それが来の姿であるにもかかわらずどこか寂しげ。 日のみが赤々と微笑んでいる。眩しいぐらい。でも、いつものように陶しくはない、どこか優しい。 ここは空。近畿を貫く生駒の空。眼下に見える地は粛々と夜の為の灰色支度。か細い明かりをポツポツ照らし、寂しい夜に笑っているふり。気づかぬふり。 でもね。分かるんだ。ここはお空だからよーく見える。地にある君たちは寂しさを思わなくても、夜は寂しいでしかできていない。ここはまだ明るいから、寂しさに染まらずに、寂しさを観ることができるん

    生駒山であったこと - マントラプリの生涯原液35度
    hajic
    hajic 2007/01/20
     を感じました
  • キャラ萌え二重構造論 - マントラプリの生涯原液35度

    昨日、「犬神家の一族」を見てきて満足した後、ネットで散々叩かれているのを見て、落ちこんでいるマントラプリです。おこんにちは。 前作を見たのがはるか昔なので記憶に薄いのですが、最も大きかった批判が「前作となんも変わっていない」「撮り方が古い」というものでした。私としては技法とかはどうでもよく、加藤武や石坂浩二に萌え狂っていたので気になりませんでした。むしろ「三十年という歳月を経たひいきの役者を見に行く」という意識の方が強かったのです。 で、ハタと思い至りました。映像メディアのキャラ萌えは二重構造であるということに。話としてはなんということはないあたり前の事なのですが、物語の歴史に根深くいこんでいる要素なのです。まあ、お聞きあれ。 我々は映画を見る際、しばし役者に注目します。今回のケースで言えば加藤武であったり、石坂浩二です。しかし、金田一シリーズの場合はシリーズものという事もあって、彼らが

    キャラ萌え二重構造論 - マントラプリの生涯原液35度
    hajic
    hajic 2006/12/26
     日本人の芸能はキャラ萌え、役者萌えを前提としており、アニメや映画においてもその伝統は生きている
  • 新約 Z  - マントラプリの生涯原液35度

    ということで見てしまいました・・・。 機動戦士ZガンダムIII -星の鼓動は愛- [DVD] 出版社/メーカー: バンダイビジュアル発売日: 2006/08/25メディア: DVD クリック: 34回この商品を含むブログ (197件) を見る私の主観による長所と短所を列挙してみます。 カミーユ*1がライトに・・・旧作のカルシウムが足りない凶悪な餓鬼の姿*2はどこへやら。すっかり親しみやすい、大人と子供の狭間で必死にもがく少年の姿がそこにはあるではないですか。 ファ*3が恋人扱いされている・・・フォウ*4やロザミア*5、サラ*6等の狂気の軍団にカミーユが付け狙われていた所為もあり、影の薄かったファ。二十年かかって幼馴染から恋人の地位に上り詰めました。イデオンのヘルメットキスも再利用するぐらいの作のファへの熱いプッシュぶりに、別の意味で業を感じてしまいます。 野獣軍団結成・・・ヤザン*7とバ

    新約 Z  - マントラプリの生涯原液35度
    hajic
    hajic 2006/12/01
     興奮しすぎ
  • スィンギング - マントラプリの生涯原液35度

    あはは、ポロン。 あはあは、ポロン。 あはあはは、ポロン。 笑うたびに体の奥でコロコロと何かが鳴いています。私の下宿・コーポアルテスムゼウム(仮名)ではペットは飼ってはいけないのに。困ったなあ。S県にある実家もマンションなので預けて飼ってもらうわけにもいきませんし、何よりこの鳴き声が私から離れようとしないのです。 あはは、ポロリン、トロレッテ。 たのむよぉ。なあ。うちはペットは飼えないんだ。おまけに私は甲斐性なしだ。今までに数多くのペットを地獄送りしている。みすみすわかっている未来をお前に見せるような酷な事、出来るわけないじゃないか。お前の自主性とやらに任せるけど、餌はやれないし、死んでも墓なんか、作ってやらないぞ! えへらえっへら、パラピリュリュテン。 ・・・よろしい。お前の覚悟のほどはよーくわかった。そして私の性根のなさもよーくわかったよ。認めよう、いや妥協しよう。そしてお前の住むため

    スィンギング - マントラプリの生涯原液35度
    hajic
    hajic 2006/09/11
     ポロンポロン
  • 愛でっ!空がっ!落ちてくるぅ!! - マントラプリの生涯原液35度

    こんなん呼んでみました。 愛のひだりがわ 作者: 筒井康隆出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2002/01/24メディア: 単行 クリック: 9回この商品を含むブログ (18件) を見るタイトルと表紙からほのぼのとした話なのかなと勝手に妄想していましたが、そこは筒井康隆。松永久秀と戦い、織田信長、明智光秀、豊臣秀吉の間を渡り歩いて元の木阿弥を防いだ男・筒井順慶の子孫だけのことはあります。彼が描いたのは殺伐とした北斗の拳並みの世紀末世界でした。 核兵器が炸裂した199×年なみに都市は崩壊していないものの、人心のすっかり廃れてしまった日。モヒカンやデブがグヘグヘ笑いながら出てこないかわりに、自警団や暴走族が武装して拳銃を乱射しています。いったい日に何がおきたのでしょうか?*1作中では詳しく触れられていませんが「日はこのままだとこんな風になっちまうぞ」という筒井氏からのメッセージが込

    愛でっ!空がっ!落ちてくるぅ!! - マントラプリの生涯原液35度
    hajic
    hajic 2006/07/16
     ワロタ 『愛のひだりがわ』