初化粧だなんて、これまた小生には一番、似つかわしくないような季語(季題)を表題に選んでしまった。 これも、日曜日に我がサンバチーム・リベルダージの新年会に行ってきた、そして、舞台用に化粧し、タンガなど、サンバ用の衣装に身を包んで、華麗に変身するダンサーらの姿に圧倒されてきたからだろうか。 衣装に身を包んで…というのは、サンバの場合には相応しくないのかもしれない。ダンサーらにとっては、時に気合を入れるような、よし、舞台で踊り捲る、見ている観客を踊りの輪に引き込んでやるという、ある意味での戦闘服のようなものかもしれないのだし。 華麗であり美しくもあり優雅でもあるけれど、同時に心意気や気風や狂騒を演出し楽しむ装置でもある衣装。 化粧についても、もしかしたら両方の意味合いがあるのかもしれない。自らをこんな女像を意識し演出する、自作自演の装置と、同時にあるいは化粧の下の意識を覆い隠す仮面、あるいはマ
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