2月18日、アニメ・オンラインゲーム事業のGDHは、同社の完全子会社でアニメ制作を行っているゴンゾを4月1日付けで吸収合併することを発表した。GDHはゴンゾを吸収したうえで、商号(社名)をゴンゾに変更する。 また、GDHは合併後、本社を現在の新宿から現ゴンゾが本社を構える練馬区に移転させる。持株会社と主力子会社を合併させることで、アニメーション事業を集約し、オフィスの統合や間接業務の重複を解消する。コストの削減、経営の効率化を行なう。 ゴンゾは平成20年3月期の売上高が27億7200万円、営業損失6億3600万円、経常損失6億5000万円、当期純損失7億4200万円となっている。 ゴンゾはもともと1992年に、ガイナックスから独立した村濱章司氏らが設立した時の会社の名前である。2000年に石川真一郎氏らが設立したディジメーションと合併し、現在のGDHにつながっている。 一方で、そのク
2月13日の日本経済新聞の報道によれば、アニメ製作やオンラインゲームのGDHは、アニメ部門ゴンゾの大幅なリストラに着手する。現在130名のクリエイターと契約を行なっているがこれを5年以内に1/4の30人体制とするとしている。そのうえでDVD部門の不振で現在赤字に陥っているアニメ部門を5年以内に黒字化すると伝える。 GDHは昨年12月に、従業員のおよそ2割にあたる50名程度の希望退職者を募集し、36名の応募があった。しかし、日本経済新聞の報道どおりであれば、さらなるリストラでアニメ部門の事業活動を大幅に縮小することになる。 GDHはこれまでも制作事業部門の縮小や他社への一部譲渡などを行なうとしてきた。しかし、制作スタッフを30人規模まで縮小すれば、同社のアニメ制作はほとんど自社で行なわれないことになる。 アニメ制作大手とされてきたゴンゾの事業体制は大きく変更されることになる。GDHは事業
角川グループがYouTubeにアップロードされた自社グループ コンテンツから得た告収入が、昨年末に月間1000万円の大台を超えていることが明らかになった。 角川グループホールディングスは2008年1月にグーグルと提携を行い、動画共有サービスのYouTube上で協業することを明らかにした。その後、自社がアップロードするコンテンツだけでなく、ユーザーが自社のコンテンツを利用してアップロードした動画も積極的にビジネスに活用することを決めた。 角川グループはユーザーがアップロードした自社コンテンツの動画を自社の基準により、掲載許諾(公認バッジ付与)の是非、広告掲載、収益の配分などを決定する。角川グループが許諾をするコンテンツには、PV以外の短い本編やMADと呼ばれる二次創作が含まれていることなどが発表当時大きな話題を呼んだ。また、広告を付加することでビジネスでの収益化も目指した。 今回月間10
11月30日に産経新聞は、東京千代田区の明治大学が同区内に「東京国際マンガ図書館」(仮称)の新設を進めていることが明らかになったと報じている。「東京国際マンガ図書館」(仮称)は、アニメやマンガ、ゲームなどの資料を集めたものになるという。 また、それに先行して2009年夏に東京・千代田区神保町に大衆雑誌や同人誌など十数万冊を集めた「米沢嘉博記念図書館」を開館すると伝えている。 米沢嘉博氏は、長年コミックマーケット実行委員会の代表も務めてきたマンガ評論家で、2006年に逝去している。マンガ評論や同人誌文化への貢献で広く知られている。 明治大学のマンガ図書館設立構想は、今年春に同大学が公表した2007年事業報告書に既に「マンガアーカイブの設置」として触れられている。このなかで千代田区猿楽町に大学が取得したビルに、米沢嘉博氏の旧蔵書を納めた「米沢嘉博記念図書館」の開設準備を進めているとしている
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