8月17日に公開された『ペンギン・ハイウェイ』を観た。 原作の森見登美彦が好きだ。これが初長編監督となる石田祐康、そして彼の所属するスタジオコロリドが好きだ。エンディング曲を歌う宇多田ヒカルも好きだし、そもそもSFとアニメが大好きだ。公開日が自分の誕生日だという偶然まで重なって、これは嫌いになれというほうが無理である。 結論を先に言えば、ぼくはこの映画がとても好きだ。たぶん2018年のベスト映画に挙げると思う。『シェイプ・オブ・ウォーター』よりも上というわけなので、要は偏愛している、ということなのだ。 いや、偏愛と言ったけれど、まっとうに、よくできたアニメ映画だとも思う。偏らなくたって愛せる映画ではないのだろうか? 前々から石田祐康と新井陽次郎を中心としたスタジオコロリドは、やがては名実ともにスタジオジブリと宮崎駿の後を継げるかもしれない*1と思っていたけれど、今回の長編第一作を観てますま
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