昨年、乳児の死亡をめぐって母親が訴訟を起こしたことで、日本でも有名になった擬似医療「ホメオパシー」。業界団体のひとつ「ホメオパシー・ジャパン」が、今度は「福島で採取した土を希釈振とうして出来たレメディー(ただの砂糖玉)」を発売しました。ホメオパシー・ジャパンでは、おそらく“大人の事情”から、レメディの効果効能を謳っていませんが、ホメオパシーを扱うセラピストのブログでは「原発事故後の身体面、精神面の不調などに合うと思いますですよ」と書かれています。つまりは、放射能被害に効くかのように思わせて宣伝しているわけです。 ■おぼえてますか?ホメオパシー ホメオパシーとは、病気の症状と同じ症状を引き起こすとされる物質(であると信奉者たちが主張しているに過ぎませんが)をひたすら希釈・振盪を繰り返し、その物質の分子がひとつも入っていないくらいまで薄め、それを砂糖玉に垂らした「レメディ」なるもので、病気を直
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