骨盤は体の上半身と下半身をつないでいる重要な部分です。「仙骨」「寛骨」「尾骨」という3つの骨からなり立っており、健康な骨盤はきれいな逆三角形のハート型をしています。しかし、その骨盤がゆがんでくると、三角形が四角く開いたり、前後左右にねじれるなど、さまざまな形に変形してしまいます。こういった骨盤のゆがみにより、上半身の背骨や下半身の大腿(だいたい)骨に影響し、全身のゆがみに発展します。頭痛や肩こり、腰痛などの身体不調を招くのです。 まず、まっすぐの姿勢で立ち、目を閉じましょう。1分間動かずに、まっすぐ立つことに集中します。前後左右に体が揺れたら、揺れた方向に体がゆがんでいると考えられます。以下の項目で自分の骨盤のゆがみがどのタイプかチェックしてみましょう。 ■骨盤が開いてしまっている人 1. 歩くとき、内股もしくはガニ股を指摘されたことがある。 2. O脚である 3. 靴の外側ばかりが減る